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素材の1枚づつには初めて出逢う人と名を交わす事をモデルにした ″name″ と名付けたIDが記憶されています。
今までは材料でしかなかった皮革。
性別、いつ、どこで、どのように生きてきたのか。
相手を知ることは素材というフェーズを超えて私たちと物語りに関係性が生まれます。
関わるものの背景を深く理解できるからこそ掌握しないありのままの美しさや滋味豊かな本質と対峙できる。
この革には何万年も円環を重ねてきた森の量的な時間と、生物自身が意志や感情を巡らせてきた質的な時間が両在している。
素材のもつ奥行きにもう一つの感覚を内包しています。
IDENTITY
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