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​「自然とつながる かさなる感覚」

現代の日本人のような暮らし方を世界中の​人々​がした場合、地球が 2.4 個必要と言われています。


近代化する私たちの暮らしは 1人当たりの生活を維持するのに必要な地球の環境容量を遥かに上回り、生態系の回復が消費に追いついていない状況です。


現状の皮革業界では、食肉用の家畜から出る牛や豚などの排出皮を原料とし、主に重金属系薬品を使用したクロム鞣しで加工生産されています。 
皮革市場の9割を占めると言われるクロム鞣しは原料コストも低く、革の機能性を高めてくれる便利な発明でした。 しかし、使用する薬品は人体に有害なうえ、工業排水として環境を汚染してしまうデメリットが含まれています。
 

人や社会にとって便利なものは自然環境へ代償を払わせてしまう。
環境を第一に考えると社会発展は困難を極めてしまう。

「社会」と「自然」の発展は相反する関係性にあります。


 
yes. は人と自然の未来を考えた「革」への提案です。

縄文時代から存在が確認されている「日本鹿」は、人為的な遺伝子交配の影響も受けず原生的な食物連鎖のなかで今もなお現存し、自然界との根源的な繋がりをもった野生動物の一種です。


yes.では日本の山林で通年行われている頭数調整で捕獲された天然の日本鹿を原材料として選ぶことで、鹿の食害による森林消失や農業獣害を減少させ、生態系バランスを保ち森林問題の改善、森林再生等の環境容量向上を目標としています。

 


野山から得るすべての天然皮は、生産過程から工業排水まで環境に配慮された日本のタンナー工場にて鞣し上げます。
​一頭づつの革にトレーサビリティを完備し、いつ​・​どこで​・​どのような個体​なのかプロセスを明瞭に理解することが可能で、自然の土へ還すことも出来るエコレザーとして素材転換されます。
敏感肌の方や赤ちゃんでも安心してお使い頂けるyes.の鹿革は、売り上げの一部を森林リカバリーの活動費用に充て、山から得た資源を再び山へ還元する消費循環を生み出します。
 

「自然環境」と「人間社会」どちらも共に発展し、分断されていない有機的な関係性を築いていくことは yes. の大切にしている哲学です。
 


ひとりひとりが違うように一頭づつに違う豊かな趣きのある材。

生きる山々からつづく巡りを、


ものづくりの人の手へ大切にお繋ぎいたします。